Xvive U2ワイヤレスギターシステムを使いはじめて1年6か月が経ちました。どのような製品も、実際に時間をかけて使い続けてみないとわからないことがあります。次の3つについて、現在の様子を共有しておこうと思います。初めてワイヤレスを導入したいと思っている方の参考になれば幸いです。
①通信の状態はどうだったか
②製品の耐久性はどうか
③充電池の劣化はどうか
Xvive U2ギターワイヤレスシステムについて
Xvive U2はギター/ベース用の2.4GHzデジタルワイヤレスシステムです。軽量・コンパクトで持ち運びやすく、ケーブルから解放されて自由に動けます。トランスミッターとレシーバーを楽器とアンプに挿すだけで簡単に使えます。24bit/48kHzの非圧縮伝送により限りなく原音に近い音質を実現し、最大約30mの伝送範囲、約5時間の内蔵バッテリー駆動でリハ+本番でも余裕、6ms未満の低遅延で演奏に音の遅れはわかりません。最大4チャンネル切替対応で、自宅練習から小〜中規模ステージまで幅広く活用可能です。
使用した環境や充電頻度
私がU2を使っている環境は、部屋での練習(週に0~3日、1~4時間 大きなばらつきあり)、ライブハウス、屋外イベントのステージなど小規模な場所(2か月に0~2回 2~4時間)程度です。充電頻度は部屋だけで使う時には週に1~2回、イベントや練習日の前にはフル充電にしておきます。平均で月に4回程度ぐらいだと思います。

通信の状態はどうだったか
混信やノイズについて
どのような場面でも混信、接続不良、ノイズは出ませんでした。また、通信チャンネルを再設定しなければならないような事態も起こりませんでした。イベント会場ではスタッフ間での無線による連絡も行われていたり、さまざまな電波が飛び交っているのでしょうが、結果はクリアでした。

演者が多めの中規模ステージにおいても特に混信などの兆候もありませんでした。まぁ、2つのバンドが同じタイミングで演奏することはないので、仮に他のバンドの方が同じ製品を持っていたとしても、出番になるまではワイヤレスの電源は切っていると思うのです。申し訳ないですが、このあたりは確認のとりようがありません。他のバンドが演奏している時に、私のほうが電源を入れっぱなしにして混信を調べることもできるでしょうが、さすがにそのような迷惑行為は控えておきたいと思います。

距離による通信の状態
小規模な場所が多いので、受信機と送信機が離れる距離は最大でも10m程度でした。U2の仕様は30mとのことですが、実際の演奏時にその能力の限界まで使うことはないでしょう。柱や人、機材などの障害物を間に挟んでも、通信障害が出たことはありませんでした。自宅においてはドア、ふすまぐらいなら閉めておいても通信できます。送信機を金属製の缶に閉じ込めたら、通信は途切れました。当然です。いじわるしすぎです。30mも到達できるほどの強さが、近距離通信での安定性、遮蔽物の回避を可能にしているのだと感じました。
一度だけ失敗した
リハーサルでギターワイヤレスを使って音合わせを終えました。次のバンドのために、いったん片付けることになったのですが、全体の時間が押しているとのことで、慌てて片づけました。この時に受信機の電源を切るのを忘れてエフェクターケースに放り込みました。その後、おそらく移動するときにチャンネルボタンに何かが当たってしまったのでしょう。結果としてはチャンネルが勝手に切り替わっていまして、本番直前に音が出ないことに気が付きました。で、パニック。その時にはチャンネルが変わっているかどうかなんて、冷静な判断はできません。調べる時間も心の余裕もないまま、すぐにシールドに差し替えて演奏スタートということがありました。ちょっと油断していました。雑に扱っているとこんなことになります。

収納用ケースは欲しいところ
この失敗から、使用後は「電源切り」を確認、接続チェック後に収納用ケースにしまうようにしました。ケースはXviveの純正品があると知らなかったので100円ショップで買ったケースを使うようになりました。普段は食器洗いのスポンジを切ったものを挟むようにしています。見た目は良くないですが、守備は完璧です。いつかは純正品を買いたいです。

製品の耐久性はどうか
まず外観ですが、小さな擦り傷が入ってきました。樹脂の劣化、割れなどは発生していません。収納ケースを準備するまでは、エフェクターケースやギターのハードケースなんかに入れて、ガチャガチャ当たるような扱いでしたが、よく耐えてくれたと思います。荒めの製品耐久性チェックだとすれば合格をあげても良いと思います。といっても精密機器なので、今後は心を入れ替えて大切に取り扱います。長く使いたいです。

ジャックの可動部においても割れや目立った摩耗はありません。ジャックは頻繁に角度を変えるものでもないので、ほとんど負担は掛かっていないと思います。もちろん接触不良もありません。

充電池の劣化はどうか
平均で月に4回前後はフル充電しています。ギターに近寄らない時もあるのでもちろん月によってばらつきはあります。使用から1年6か月なので単純に計算すると、トータル72回ぐらいは充電したことになります。電池の持ちについては今のところ気になることはありません。
ライブやイベントなどではリハーサル+本番でも問題なく使えています。家だけで使う時には、明確な充電タイミングは決めていませんので、忘れたころに「そろそろ充電しとくか・・・」ぐらいの頻度です。それにしても電池の持ちが悪くなった兆候はありません。他の機器では経験があるのですが、充電池が劣化してくると、充電がはじまらなかったり、使用時間が極端に短くなったりします。この症状が出るとすぐにわかります。
私の使用頻度において1年6か月後の時点では異常なしと判断します。しかしながら、電池の特性上、そろそろ劣化が始まってもおかしくない時期です。異常があれば続報の共有&電池交換をしてみたいと思っています。
まとめ
実用において、大きな不具合、トラブルを出さずに使うことができています。もちろん演奏においてもノイズ、音の遅れなどが気になったことはありません。現段階での評価は新品の時と同じように「良い」と判断できます。電池に関してはこれから劣化がすすむものだと考えています。U2は電池交換ができる設計ではないそうですが、メーカーにたずねてみるのも手ではないでしょうか。あとは自己責任で充電池を交換するか… またはU2の後継として発売された「A24」に乗り換えるのも良いかもしれません。性能が良くなっているうえに電池交換ができる仕様になっています。決して安くはない道具なので長く大切に使いたいものですね。



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