ネジ穴がひろがってしまった
木(ヘッド)のネジ穴がつぶれてひろがり、ネジがいつまでも回ってしまう状態です。ギターを倒したりぶつけたりした等など、ペグに大きな力を掛かってしまうとネジが耐えきれずに抜けてしまうことがあります。またメンテナンス時などにネジを締めこむとき、力を入れすぎてネジ穴をつぶしてしまうことがあります。電動ドライバーなどで締めすぎた場合にも起こります。締めすぎは禁物です。壊れたネジ穴は簡単に修復、再生することができます。
壊れたネジ穴の再生方法
まず現在の状態でネジを締め付けてみましょう。適度にかたく締め付けできたのなら、何かの原因でネジが緩んでいただけなので、ネジ穴の再生までは必要ないかもしれません。
もしドライバーで締めようとしても、ずっとネジが回り続けてしまう場合はネジ穴がひろがっています。この状態では固定することができませんのでネジ穴の再生が必要です。大きくなった穴を木で埋めてしまい、新しいネジ穴を作ります。
ペグをヘッドから取り外す
ネジ、ナットを緩めて取ります。ペグによってはネジだけ、ナットだけの場合があります。

分解前に部品がどのようについているか、メモしておくか写真を撮影しておきましょう。安心して元通りに復旧ができるように備えておきましょう。

部品類はなくしたり誤って捨てたりしないよう、箱などにまとめて入れておきましょう。

木で穴を埋める
ネジ穴がひろがっている様子です。

できるだけ硬い木材、なければマッチや楊枝に木工用ボンドを付けてネジ穴に入れます。

余分をカットし断面を削って整える
しばらく置いてボンドが乾いたらニッパーやノコを使って余った部分を切断する。

切断面がガサガサで気になるようなら、ヤスリで削って平らに整えます。

穴埋めが完了しました。

元通りに復旧
ネジ穴が無い状態になっているので、締めこむのには力が必要です。ネジの上でドライバーを滑らせてしまうと、ネジの頭がつぶれて回せなくなりますし、滑らせた方向が悪ければヘッド裏に傷をつけてしまう恐れがあります。前もって細いドリルで下穴をあけておくと作業が楽になります。

必要な工具
◎ドライバー
〇スパナ
〇なるべく固い木材の丸棒が良いです。なければマッチ、楊枝でも可
〇木工用ボンド
〇ニッパーかノコ
△ヤスリ

(記号の意味)
◎必要 〇状況が変われば追加で必要 △あれば便利
注意点
- 余分な長さの木を切断する時に、指を切らないようにしましょう。



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