ストラップピンのネジがまわり続ける、締まらない、抜ける場合の修理方法

ストラップピン

危険な状態 ギターを落とすかも

ネジが回り続けるのは、ボディー側のネジ穴がつぶれているからです。さらにネジ穴がひろがってしまうと、ストラップピンごとすっぽ抜けて、ギターを地面に落とすかもしれません。ネックが折れたり、ボディーの塗装が割れるなど大きなトラブルにつながります。壊れたネジ穴はいったん別の木で埋めることで、簡単に再生することができます。ストラップのネジは力が掛かる部分なので、日常的にゆるみが出ていないか点検をしたほうが良いです。

壊れたネジ穴の再生方法

①ネジ穴に木工用ボンドをつけた木材を差し込みます。木はホームセンターなどで手に入るかための木材をおすすめします。つまようじや割り箸などは、木が柔らかいので力が掛からない部位(ペグのネジ穴、ジャックのネジ穴など)の補修では問題ないでしょうが、ストラップピンのように直接的な力が掛かるものには向きません。すっぽ抜けると怖いです。

もしネジ穴の周囲が大きく破損していたり、木が腐っているような場合には、ドリルで大きめの穴をあけて、ドリル径と同じ丸棒を突っ込んで接着すればより確実に再生ができます。

②ボンドが乾いたら長く余った部分を、ニッパーやノコで切断します。

ボディーを傷つけないようにカット

③切り口が汚くて気になるならヤスリで削っておきます。工具をボディーに接触させて傷をつけないように、周囲をマスキングテープなどで保護して作業すると安心です。

この程度ならヤスリを使わなくても大丈夫

④ネジ穴がなくなっているので、できれば細いドリルで下穴をあけておくと良いです。

穴が完全にふさがりました

ドライバーしかない場合は、慎重にネジを押し当てながら、ゆっくりと回してネジの先端を食い込ませます。以降、ネジが穴を切りながら入りますが、押し込む時にはそれなりに強い力が必要になります。ネジの先端が食い込むまでは、勢いあまってドライバーを滑らせないようにしないといけません。ネジの上でドライバーを滑らせるとネジ穴がつぶれ、ボディー側に滑らせれば塗装面にざっくりと刺さって傷が入ります。※ここで締め込みすぎると、またネジ穴が壊れます。適度にやりましょう。

ネジの先端さえ入れば押し込める

必要な工具など

◎ドライバー
〇ドリル
◎木工用ボンド
◎穴をふさぐかたい材質の木
◎ニッパーかノコ
〇ヤスリ
△マスキングテープ

(記号の意味)
◎必要 〇状況が変われば追加で必要 △あれば便利

注意点

  • ストラップピンには力が掛かる。穴の修復に軟からかい木は使わない。
  • 穴を埋めたあと、細いドリルでネジの下穴をあけた方が安全です。

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