ペグを部品単位で磨く
汚れ、傷、サビなどが複合的に存在している場合でも、ペグを部品単位までバラバラに分解し、一つ一つの部品を丁寧に磨けばきれいに再生できます。内部のグリスも交換しますので、さらに何年も使えそうな状態に戻すことができます。これはとても細かな作業なので、最後まであきらめない気持ちと少しの変態性が必要です。

どこまできれいにするか、というのは人によって感覚が違うと思います。私が書くのも変な話かもしれませんが、ペグは少々汚く見えても機能さえ果たせば問題ありません。ですから長時間を費やして、必ずここまでやらないといけないというものではありませんから選択は自由です。磨くのが好きな方、時間のある方だけ次へお進み下さい。

ペグの分解方法
①ヘッドからペグを取り外す。ヘッド裏の固定ネジと表側のナットを取ります。
②ペグボタンを外す。樹脂ワッシャーと金属のワッシャ―も取れます。

③裏ブタを開きます。グルーガンでフタにホットメルトを付け、木材の棒などに接着します。

ホットメルトが冷えて固まったら、ペグと棒を引っ張って蓋を開放します。接着するのは超強力両面テープでも可能です。あらかじめフタの表面に付着した油分を除去しておかないと、接着力が弱くなりますので水拭き(中性洗剤を1~2滴)か、パーツクリーナーで油分を除去しておきます。フタの周囲にごみが詰まったり、サビが出ているような時には、何度も引っ張らないと取れない時があります。

ギア中心のネジを取り、糸巻の軸を抜きます。

続いて、ギアを取り出します。グリスでくっついて、軽くたたいても出てこない時はピンセット等を利用します。

④回転軸を抜き出します。

軸には樹脂ワッシャーが付いているはずですが、グリスの粘着力でペグ本体内部に残ってしまうことがあります。ドライバーの先端や針のようなもので忘れずに取り出しておきます。

⑤分解完了です。おつかれさまでした。部品をなくさないように整頓しておきましょう。また、小さな部品を洗う時に、誤って排水溝に流してしまわないように注意しましょう。

必要な工具など
◎ドライバー
◎スパナ
◎グルーガンまたは超強力両面テープ、接着用の棒
◎水拭き用のぞうきんかウエス
△パーツクリーナー
(記号の意味)
◎必要 〇状況が変われば追加で必要 △あれば便利

注意点
- 分解時に部品が入っている順番や方向をメモや写真に撮っておき、復旧時に備えて下さい。
- 小さな部品が多いので、なくさないように箱などに入れておくと良いです。。
- 樹脂ワッシャーは経年劣化で割れやすくなっていることがあります。
- 裏ブタはかたくて取りにくいこともあります。数回以上かかることもよくあります。
- ホットメルトで火傷をしないように手袋を着用しましょう。



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