大切なギターをピカピカにする
長い間使っていると、どうしてもペグに小さな擦り傷が増えてきます。頑張って手に入れた大切なギターはいつまでもキレイに保っておきたいものです。水拭きでは取れなかった汚れ、小さな傷はコンパウンドで磨いて目立たなくすることができます。
これまでにひどい状態のジャンクギターを何本か磨いてきましたが、驚くようにキレイに再生できました。時間をかけてひたすら磨かなければならないので根気が必要となる作業ですが、必ず結果が出ます。

コンパウンドで傷を削る
コンパウンドで磨くと輝きが戻ります。微細な粒子で、部品の表面に付着した汚れを削り取ったり、凹凸のある表面を滑らかに整えることができるのです。削る性質なので金メッキ、その他の塗装されたペグに使うと、色を剥がしてしまう恐れがあるのでおすすめできません。

これまでの経験から、銀色のパーツは、さほど悪化する様子がなくきれいにできました。ただし、銀色でも過度に磨くと部分的にメッキが剥がれて地が出てきます。やりすぎは禁物です。

私は車用の3種セットのコンパウンドをよく買います。楽器用のコンパウンドなんてものが存在するのかは謎ですが、これまで車用をずっと使い続けており特に問題は発生していません。
セット内容は「細目」「中細」「極細」です。
「細目」は一番粒子が大きく粗削りになり、「極細」は一番きめ細かくなります。

小さな傷を消す場合、通常の場合は下記の手順になります。
- 紙やすりで磨く
- 細目で磨く
- 中目で磨く
- 極細で磨く
粗い表面を均しながら、徐々に粒子を小さくして表面を滑らかに整えます。ウエス等にコンパウンドを少量つけて磨きますが、同じウエスを使って、複数のコンパウンドが混ざらないようにして下さい。いつまでたってもきれいになりません。
リューターを使うと楽に作業を進めることができますが、削りすぎてしまうことがあります。ビットの回転速度をできるだけ遅くして、慎重に作業したほうが良いです。

ペグに付いているような小さな浅めの傷であれば、①紙やすり~②細目は省略できそうです。場合によっては③中目も不要かもしれません。試しに目立たない場所で③中目か④極細からの手順で磨いて、様子をみると良いでしょう。
コンパウンドの他「金属磨きピカール」という製品もよく使います。こちらも微細な粒子で汚れを削り取ります。こちらも大変きれいになりますが、コンパウンドと同じくメッキや塗装をはがしてしまうリスクがありますので、症状に応じて使い分けると良いと思います。

必要な工具など
◎コンパウンドまたはピカール
◎磨き用のウエスなど
〇紙やすり
△金属磨きピカール
△リューター
(記号の意味)
◎必要 〇状況が変われば追加で必要 △あれば便利
注意点
- メッキや塗装が剥がれるリスクが高いので、色付き部品にはおすすめできません。
- コンパウンドやピカールには溶剤が含まれています。換気の良い場所で使いましょう。
- 化学物質を扱うときにはビニールやゴム製の染み込まない手袋を使いましょう。
- リューターにバフのビットを付けて磨く時は、コンパウンドやピカールが周囲に飛び散ります。保護メガネを着用しましょう。また、回転部へ指を巻き込まれないようにしましょう。



コメント