ギターを長く使っていると、誰もが一度は経験するトラブルがあります。それは「ジャックの緩み」です。シールドを差し込んだらグラグラする、演奏中にケーブルが抜ける、ワイヤレス送信機が回ってしまう…。特にライブやリハーサルの最中にこれが起きると、不安で演奏に集中できなくなります。練習中でもイライラするかもしれません。今回は、そんな悩みを根本から解決できそうな「Pure Tone PTT1 ジャック」を実際に取り付けてみました。
Pure Tone Jackとは?
「Pure Tone Jack (ピュアトーンジャック)」は、従来のフォンジャックを改良した新しいタイプのジャックです。
一般的なジャックはホット端子1本とアース端子1本でプラグを保持しますが、PTT1はホット端子×2、アース端子×2の合計4端子構造。
これにより
- プラグをがっちりホールド
- 接触面積を大きく確保
- 信号伝達効率を向上
その結果、ノイズの軽減や接触不良の防止につながります。

PTT1を選ぶメリット
- 強力なホールド力
従来のジャックは1点で支えるだけでしたが、PTT1は4点でしっかり保持。シールドが勝手に抜ける、送信機が回ってしまうといったトラブルを大幅に減らせます。特にワイヤレスを多用する人にとっては安心感が段違いです。 - 安定した信号伝達
プラグの円周に沿った形状で接点面積を広く確保。小さなノイズの発生を抑え、ライブやレコーディングでの信号の安定感を実感できます。 - 耐久性の向上
一般的なジャックでは「金具を曲げ直す」応急処置を繰り返すと金属疲労で折れるリスクがありますが、PTT1は最初から強固な構造。長期的に安定した使用が可能です。

交換方法(作業の流れ)
※作業にははんだ付けが必要です。自信がなければリペアショップに依頼するのが安心ですが、自己責任で行う場合の手順は以下の通りです。
①ジャックプレートのネジを外す
②既存ジャックの配線を外す。どちらの配線がホットとコールドなのか必ず確認しておきましょう。プラグ先に触れる端子についている配線がホットです。

③ジャックプレートからジャックを取り外す
④新しいジャックに配線をはんだ付けする。ホット、コールドの配線を間違わないようにしましょう。

⑤ジャックプレートに固定。※復旧する前に動作確認しておきましょう。シールドやワイヤレスを接続して、音が出ればOK。出なければ配線が逆なのか、はんだがうまくできていないかもしれません。
⑥復旧
実際に使ってみて
交換後、シールドの固定力は段違いでした。特にワイヤレス送信機を差したときの安定感は各段に良くなりました。練習で数時間使っても送信機が全く回らず、不意に抜ける心配がゼロ。演奏中に「大丈夫かな?」と気にしなくていいのは大きなストレス軽減です。シールドを軽く引っ張ってみても抜けないほどの保持力があり、ライブで動き回るプレイヤーには非常に頼もしいと感じました。
まとめ
Pure Tone PTT1は「小さなパーツ」ながら、演奏の安心感と音の安定性を大きく向上させるアップグレードパーツです。
特におすすめしたいのは
- ライブでワイヤレスを多用するプレイヤー
- 古いジャックで接触不良や緩みが出始めている人
- 演奏中にシールド抜けの不安を感じたことがある人
こういった悩みを抱えているなら、ぜひ一度試してみる価値があるジャックです。




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