アウトプットジャックを分解する方法

ジャック

分解前は簡単 困るのは復旧の時

ジャックの分解方法です。新しいものに部品交換したり、配線が切れたときの修理、ジャックプレートの交換などを行うときなど、ジャックをいったん取り外すこともあるかもしれません。部品点数が少ないので、初めてやってみる方でも難しくはありません。

分解するのは簡単ですが、復旧する時には部品を入れる場所や順番、配線の区別など注意が必要です。元通りに組み立てる時に、安心して作業ができるように分解前の状態をメモや、写真で記録しておきましょう。

この写真1枚あるだけで組み立ては安心です

ジャックまわりの分解方法

①ボディーからジャックプレートを外します。ドライバーを使ってネジを緩めます。

ネジのサイズにあったドライバーを使いましょう


②作業がしやすいようにボディーから配線を引き出します。ギターによっては配線がとても短いものもあるので、引っ張りすぎて切らないようにしましょう。

配線を引き出す

③はんだごてで配線を外します。2本の配線がどちらの端子についていたか、必ずメモしておきましょう。配線をニッパーなどで切断すると早いですが、短くなりすぎないように注意が必要です。

プレートが熱くなるのでヤケドに注意

④ジャックプレートのナットをスパナやレンチで緩めて外し、ジャックを抜き取ります。

少し緩んだらあとは手で取ります

ジャックとプレートの間にはワッシャーやナットが挟まれています。これはギターによっても、メーカーによっても数が形が違うので、取り外す前に順番と向きをメモしておいて下さい。

このジャックは部品が4つだけでした 左からジャック ジャックプレート ワッシャー ナット

⑤取り外し完了です。部品交換は簡単ですが、ジャックは接点を磨けば再利用することもできます。接点とは部品と部品が当たっている部分です。

接点は目の細かいヤスリやリューターなどで磨きます

必要な工具

◎ドライバー
◎スパナかレンチ
◎はんだごて

(記号の意味)
◎必要 〇状況が変われば追加で必要 △あれば便利

左からドライバー スパナ はんだごて

注意点

  • 分解前に部品の位置、向きをメモするか写真に撮って記録しましょう。
  • はんだごてでやけどをしないように手袋をしましょう。

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