ジャンクギターの分解整備をやってみよう
こんにちは。ジャンクギター整備に興味がある方へ。ギターを弾くのは楽しいですが、私のようにジャンクギターを分解して修理、掃除をして楽しんでいる方も多いようです。これからやってみようかな、という方に少しでもこの記事が役立てば幸いです。
ジャンクギターの選びかた
ジャンクギターは通常の中古品と比較して安価で手に入るため、チャレンジしやすいという点が大きな魅力の一つです。ただし、部品がなくなっていたり、大きく破損しているようなものは避けたほうが良いです。欠品した部品を買い足すようなことになれば、結果として想定以上のお金が掛かってしまうことになります。「趣味の金に糸目はつけねぇ」という方は別ですが、安く楽しみたい方は、まずは欠品がないジャンクギターを選びましょう。
ネットで購入するときの注意点
ネットオークションでジャンクギターを買う時は要注意です。私はよりひどい状態のジャンクギター修理に出会って挑戦したいと思っていますが、想像以上に悪い状態のギターが届いてびっくりすることがあります。そんなものでも商品説明欄に「音出ます」や「チョイ傷」なんて書いてあることもありました。さらにお決まりとして「私は楽器に詳しくないので」、「ジャンク扱いなのでノークレーム、ノーリターンで」と明記されています。つまり購入者は写真と商品説明の文章だけという、少ない情報で買わないといけません。もちろん商品が届いてからクレームを出すような事をしてはいけません。ジャンクを買うことは自己責任です。写真で欠品や致命的な損傷がないかしっかり確認すること、または出品者に迷惑を掛けない範囲で確認しておくのも良い方法かもしれません。
最低限必要な工具
準備する道具は最低でも下記のような物があれば、ジャンクギターの分解・再生や修理をすることができます。最近ではアマゾンでギターメンテナンスの工具セットなども売られていますので手軽に揃えることができます。
また100円ショップでも工具を揃えることもできます。以前、100円ショップの工具だけでジャンク再生をしてみるという動画を作ったことがありましたが、普段と同じ仕上がりで完成させることができました。
道具は使っていると、もう少し使いやすい良いモノが欲しくなったり、電動工具が欲しくなったりします。道具を増やしたりパワーアップさせるのも趣味としては楽しいところだと思っています。また直面した故障やトラブルによって新しい工具が必要になることもあります。はっきり言いまして、道具に関してはキリがありません。ぜひ一緒に沼にはまって下さい。
【ネックや本体の分解】
・ドライバー
・精密ドライバー
・六角レンチ
・スパナ
・ニッパー
・定規
【電気系統の修理】
・はんだごて
・はんだ
・フラックス
・はんだ吸い取り線または吸い取り器
・テスター
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