ジャックがプレートの中に入りこんでしまった時の修理方法

ナットを失くさなければすぐに修理できる

ジャックをプレートに固定するためのナットが外れて、ジャックが内部に落ち込んでしまった状態です。取れてしまったナットが手もとにあれば元に戻せます。ナットがなくなっていたら、楽器店やウェブで同じサイズのものを購入してください。※ナットのサイズはジャックの太さを測って調べます。

入り込んだジャックの修理方法

①ジャックプレートを本体から外します。固定ネジが２~４本程度ついていると思いますのでドライバーを使って緩めて下さい。ネジの大きさに合ったドライバーを使いましょう。サイズが合っていないと、ネジ山をつぶす原因になります。

②ジャックの配線をボディーから慎重に引き出します。強く引っ張ると断線します。この時、ジャックにワッシャーが入っているかもしれませんので順番は変えないで下さい。ジャックについていなければ、ボディーの空洞内に残っているかもしれません。

③ジャックにワッシャーを入れ、プレート穴を通してナットで固定します。ナットの締め付けはジャックを手でおさえながら行って下さい。ジャックごと回転して配線をねじり切らないようにするためです。

④配線に断線がないか、切れかかっていないか点検します。問題がなければ元の状態に復旧します。ジャックプレートの固定ネジは力いっぱい締めていけません。ボディー側のネジ穴がつぶれてしまい固定できなくなります。ネジが止まらずに回り続ける状態なら、ネジ穴が壊れていますので修復が必要です。

必要な工具

◎ドライバー
◎スパナまたはレンチ

注意点

• ネジサイズに合ったドライバーを使いましょう。
• ジャック等、金属部分で指を切らないようにしましょう。